正午を知らせる「時の太鼓」−丸亀城
2006/06/02 17:10
 丸亀市は十日から、丸亀城(香川県丸亀市一番丁)の大手一の門で和太鼓をたたいて正午を知らせる「時の太鼓」を始める。大手一の門はかつて「太鼓門」とも呼ばれ、藩士が太鼓を打って時刻を知らせていたとされる建物。現代の城下に勇壮な「江戸の響き」がよみがえり、観光客や周辺住民に力強く昼を告げる。

 大手一の門は一六七〇年に作られ、楼の中に置いた太鼓をたたいて周囲に時刻を知らせたと伝えられる。今回の取り組みは丸亀城が四月に「日本百名城」に選定されたのを機に計画。「時の記念日」の六月十日に合わせて始めることにした。

 丸亀太鼓保存会が使っていた太鼓(直径五十四センチ)を修繕して利用。正午が「九ツ時(午刻)」であることから、たたく回数は九回とする。城内の観光案内所「うちわ工房 竹」のメンバーがばちを振るい、工房が休日となる水曜日は鳴らさない。

 これに合わせて十日以降に門の内部を随時公開。城を防御するための「石落とし」の仕掛けなどを見学できるほか、実際に使っていたとされる当時の太鼓やしゃちほこ、かごや長持も展示する。

 十日正午前から大手一の門で新井市長らが出席して「太鼓打ち始めの儀」を行う。
写真は、当時使われていたとされる太鼓。10日からの時報は丸亀太鼓保存会の太鼓が設置される=大手一の門内部
当時使われていたとされる太鼓。10日からの時報は丸亀太鼓保存会の太鼓が設置される
=大手一の門内部
写真は、城下町に正午を知らせる丸亀城大手一の門=丸亀市一番丁
城下町に正午を知らせる丸亀城大手一の門
=丸亀市一番丁

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