金毘羅街道 Topics(1) Topics(2)へ .
  (3)ふるさと文化財探偵団(こんぴら街道を歩く)        平成17年2月19日(土)

 香川県の歴史や文化を次世代の子供たちに伝え、理解してもらうことを目的として、ふるさと文化財探偵団という交流事業が行われています。地域に根ざした特色ある伝統文化や民俗芸能などの文化遺産を活用し、個性豊かな地域文化の振興を推進することが目的の事業です。

 今回、香川県各地に残る金毘羅街道の中で、今も多くの遺構が残る丸亀街道を取り上げ、丸亀湊から金毘羅高とうろうまで、今も残る遺構・史跡を郷土史家の先生の説明を聞きながら、探検しようという行事が、平成17年2月19日(土)に行われました。当日はあいにくの小雨模様の天気でしたが、満濃町・丸亀市内の子供達や保護者約50名が参加しました。

 午前9時丸亀市福島町の太助とうろう前に集合した探偵団は、丸亀市教育委員会職員の行事説明を受けた後、丸亀市文化財保護審議会堀家会長から金毘羅街道・太助灯篭の説明を受けました。始めてこの場所に来た子供達も多く、灯篭に刻まれた人の名前やいわれの説明を受け熱心に聞き、当時の様子を想像し江戸時代に想いを馳せているようでした。その後、職員の誘導の下、中府の大鳥居までを第一区間として徒歩で、街道沿いに残る遺構・史跡の説明を受けながら古い町並みを散策しました。
 全行程を徒歩で歩くことは、参加者の年齢から困難なため中府大鳥居からは、バスで与北茶堂を経由し琴平町の高灯篭までを探検し、全員無事完歩しました。

 
    

画像上で左クリック開始/終了 右クリック一時停止/再開  [収録時間 8分]


  (2)平成の丁石設置                       平成17年2月19日(土)

 こんぴら街道の一つだった丸亀街道の道沿い4カ所に道しるべ「平成の丁石」が建立された。関係者らが27日、丸亀市内2カ所と満濃、善通寺の各所で記念式典を行い、新たな観光資源の誕生を祝った。
 建立したのは、丸亀街道に点在する灯ろうや茶堂跡など歴史遺産の調査、整備を目的に官民で組織する「こんぴらさんへの道しるべ協議会」(曽川昭男会長)。かつて丸亀街道沿いには約百五十本の丁石があったとされているが、道路の拡幅工事などによって次第に行方が分からなくなっており、同協議会が地域活性化の促進と観光振興を目的に、新たな丁石の建立に取り組んだ。
 丸亀街道は、丸亀城下町から城外へ通じる番所が置かれていた中府口(現在の丸亀市中府町)から琴平町中心部にある高灯ろうまでの約十二キロ。今回の丁石は、中府口を起点に五丁、二十丁、九十丁、百十丁(一丁は約八十メートル)の各地点に建立した。
 丁石は四本とも青木石製で、一辺二十五センチ、高さ百二十センチの四角柱。表面には丁数を彫り込み、ろうそくを立てる場所には京極藩の船印を入れた。また、側面には「こんぴら街道」の文字や、中府口から高灯ろうまでの総距離と丁石がある地点の距離数などを示した。

  (1)金毘羅街道ぼんぼりウォーク
 旧金毘羅街道のにぎわいを復活させようと、まちおこしグループ「まるがめ元気会」主催による第六回金毘羅街道ぼんぼりウォークが、11月21日午後6時から、市内旧金毘羅街道で開催されました。

 この「金毘羅街道ぼんぼりウォーク」は、丸亀市が、平成11年に市制100周年を迎えたのを機に、「丸亀の街を元気にしたい」と考える市民グループ「まるがめ元気会」が発足して、金毘羅街道沿いの灯籠に火を点すイベント「金毘羅街道ぼんぼりウォーク」を始めたもので、今回で6回目。

 今回のコースは、旧金毘羅五街道のうち参拝者が最も多かったといわれる丸亀街道で、同市西平山町の太助灯ろうから同市中府町の中府大鳥居までの約二キロで行われた。丸亀街道には、航行の安全のため港に設置された太助灯ろうをはじめ、参けい客によって寄進された灯ろうや丁石、道標が今も多く残っており、参加者はぼんぼりを手に持ち、往時に思いをはせながらウォキングを楽しんだ。出発前には、丸亀名物の月菜汁の接待があり、火への感謝を表現したバレエが太助灯ろう前の特設ステージで披露された。


金毘羅街道ぼんぼりウォーク

 金毘羅街道(丸亀街道)にある灯籠、道標、丁石は、鉄道や自動車などの普及とともに街道を歩く人々も少なくなって、いつしか存在を忘れられるようになった。

 そうした中、まるがめ元気会では、地域の歴史と文化を伝えていきたい、街をもっと歩いてもらいたいという思いから、ぼんぼりウォークを始めた。

 毎年11月中旬に開催されるぼんぼりウォークは、街道沿いにある灯籠に火を点して、秋の夜の風情を楽しみながらぼんぼりを手に持ち、ぶらぶらと太助灯籠から中府町の大鳥居までの2kmを歩いている。ぼんぼりウォークは、明かりに感謝し、街の賑わいの復活と元気の火を点したいという思いも込められているのだ。

 ぼんぼりウォークの中で参加者が持ち歩くぼんぼりは、まるがめ元気会の人達の手によって、一つ一つ手作りで作られる。また、ウォーク中に参加者に振る舞われる「月菜汁」などの料理は全てボランティアの人達によるものだ。ぼんぼりウォークは、丸亀を元気にしたい人々の熱意によって運営されており、地域のイベントとして定着しつつある。


  

広がる輪

 金毘羅街道ぼんぼりウォークは、様々な年代の人に気軽に参加して貰えるように工夫を凝らしており、参加者に温かい月菜汁のお接待や、市内のバレエ研究所の協力を得て、オープニングに創作バレエ「火に感謝の踊り」を披露してもらっている。 

 また、会の趣旨に賛同する個人や自治会からの協力の申し出も増えており、ぼんぼりの作成や、街道沿いにぼんぼりを置くなど雰囲気作りにも一役買ってもらっている。

 まるがめ元気会では、多くの人にろうそくの明かりが点る丸亀の街を楽しみながら歩いて欲しいと願っており、その思いは着実に人々に広がっている。


   四国経済局発行「四国が誇る元気プロジェクト」より