江戸時代の石灯ろう復元−丸亀駅北口
2006/03/27 17:29
 こんぴら街道の一つ、丸亀街道に点在する歴史的資源などの調査、整備に取り組んでいる「こんぴらさんへの道しるべ協議会」(曽川昭男会長)は、江戸時代の天保年間に丸亀港の入り口付近にあった「新堀湛甫(たんぽ)石灯ろう」をJR丸亀駅(香川県丸亀市新町)の北口広場に復元、二十七日に関係者ら約五十人が集まって除幕式を行った。

 新堀湛甫石灯ろうは一八三一(天保二)年に建立。その後壊され海中に捨てられたが、約四十年前に修復され、同市西平山町の太助灯ろうの南側や対岸の福島町など、場所を二転三転しながらもまつられていたという。二〇〇四年に京極船魂神社が福島町に移設されてからは石材業者が一時保管していた。

 復元場所となった駅北口付近は、丸亀港に流入している西汐入川がかつて流れていた場所だった。

 石灯ろうは高さ約三・八メートル。カサやサオ、ネコアシと呼ばれる部分は江戸時代から残るものを使ったが、火袋や台座などは以前に作ったのものを利用した。事業費は約百二十万円。

 除幕式には、曽川会長をはじめ新井市長や香川脩市議会議長、田中義雄JR丸亀駅長らが出席。除幕の後には、基礎工事中に採取した旧西汐入川の砂利を灯ろうの周りに敷いた。また、近くの市立平山保育所の五歳児十三人は、周囲の花壇に色鮮やかなパンジーを植え付け、石灯ろうの復元を祝った。
写真は、


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