大川念仏踊[仲多度郡まんのう町]


 讃岐国名勝図絵には、「社記に日く、当社は天平4年、天下大早して五穀実らず・‥と
あり。」との記録からもわかるように、大川神社は、古く天台の神宮寺もあり、大川権現と
称せられ、雨乞い祈祷なども行われ、早魅の時は土地の人びとが集って鉦を鳴らして雨を乞
うたようである。そして古くから念仏踊の如きものが、大川権現独自のものとして行われて
いたようである。また、寛永5年(1628)藩主生駒高俊公が大川権現に雨乞いの為念仏
鉦35個を奉献されている。この鉦は国奉行西嶋八兵衛外3名と願主、尾池玄蕃等の名前が
残された15個の鉦が現存している。大川念仏踊は天平の苦から純粋な雨乞い踊として現在
まで受け継がれているもので、第二次大戦後しばらくは、早魅で水がなくなると村人からの
要請で特別に雨乞い念仏踊を実施していた。滝宵宮との関係は全く見られず、純粋な雨乞い
念仏踊りとして今日にいたっている。

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