和田雨乞踊 [観音寺市豊浜町]


  「讃岐日照りに米買うな」と言われた讃岐の干魅とそれに伴う水争いの歴史は古く、その雨乞いのための祈りや踊りが各地で行われたといいます。当和田雨乞踊もその一つで、約400年前の慶長年間、和田村(現豊浜町)の地で薩摩法師が歌詞を作り、踊りを教えて雨乞いをさせたのが始まりとも、約830年前仁安の頃西行法師が讃岐から伊予に移る途中和田の地に杖を止めた時この歌詞を作ったともいわれ、古文書文献にも記述が残されております。

 この踊りは別名「雨花踊」ともいわれ、小唄を唄いながら踊る風流小唄踊りに属し、中讃地方に多い南無阿弥陀仏の称号を唱えながら踊る「念仏踊」には属しません。本来は大農家の長男だけが踊ったとされていますが現在は和田地区女性有志の手で踊られております。和田雨乞踊は、その昔から霊験あらたかなことで近郷近在に有名でした。

 文化庁芸術祭香川公演(県民ホール落成式)、「まつりインハワイ」、富山県、広島県、鳥取県での国民文化祭などに参加出演しております。
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