南川太鼓 [ さぬき市大川町 ]


 香川県の高松の東約20キロ、讃岐山脈の麓大川町南川地方に始めて締太鼓が入って来たのは、今を去る約200年前の昔、寛政年間に頼富権左衛門という人が、京都から持ち帰ったといわれております。
 この南川太鼓は、あくまでも一般庶民の娯楽として始められ、余り娯楽に恵まれない農村の人々にとってこの太鼓がこよなく愛され親しまれ、遂に全戸に広まり、現在でもどこの家にも締太鼓があり、各戸のお祝いに始まり地域の祝賀行事には数多くの太鼓が持ち寄られ盛大にたたかれたようであります。
 その後、安政年間に頼富時戒という太鼓打ちの名人が出るに及んで、益々盛んになり、数多くの打ち方が考案創作されているのであります。
 特徴としては、数多くの締太鼓が揃って打つのが特徴で、その他にも太鼓を前につるして歩きながら行列を組んでねり歩く「道行き」といわれる打ち方も特徴の一つであります。
 また太鼓を打つ時の衣裳も派手で、思い思いの女物のじゅばんを着て、赤いタスキに豆しばりの鉢巻をして、お酒の席では楽しく太鼓がたたかれております。
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