七宝古流本村夫婦獅子舞[詫間町]


 本村に伝承する獅子舞を七宝古流夫婦獅子舞といい別称を乾坤の舞とも呼ばれています。「乾坤」とは獅子太鼓の芸に示す通り、天地より二頭の獅子を招いて乾坤二気の往来変化によって万物(ここでは人)の成長する様を舞うところから名付けられたといわれています。

 「七宝」とは弘法大師に線のある七宝で、昔本村に仏教が入り盛んな時代に獅子舞が興り、七宝山宝林寺に保存されていたところから名付けられたと伝えられています。
  また、盆に精霊をなぐさめる為に踊られた「まねき」「やっとせ」の二つの踊も伝わりおどられています。宗良親王が詫間に流配になった折、福衆山住持らを伴いご散策の場所がお渡石といわれ、本村上の山側にあります。宗良親王はお渡石より東を望み京都をしのんだといわれ、戦前の親王さんのお祭りに王屋敷からお渡石と獅子舞が奉納されていました。

 獅子・太鼓は宝林寺に保存され、天満天神宵の奉納舞及び宝林寺より年一回厄払いに廻る大般若経文のお供をして家々をまわって舞い旧来の技法が維持されました。 
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