白鳥虎頭舞保存会 [東かがわ市]


 この「虎頭の舞」は、毎年10月に催される白鳥神社の秋祭りに奉納される獅子舞の一種である。

 寛文5年(1664)京都より猪熊千倉を白鳥神社の神主として迎え、このとき京都より虎獅子の頭を持ち帰り、白鳥中組の若者たちに「虎頭の舞」としてこれを使わせた。このころは、ただ虎の頭を振り回す程度の舞であったが、元禄年間に至って近松門左衛門の歌舞伎劇「国姓爺合戦」の演舞をとりいれて現在の舞とした。

 演舞内容としては、和唐内と虎との出会いから始まり、最後に和唐内が虎を調伏するまでの格闘を舞に演じたものである。

  息詰まる和唐内と虎との呪み合いが随所に盛り込まれ、また和唐内の動きは歌舞伎から採り入れた六方を踏むという歌舞伎調に仕立てた勇壮な舞である。

 ・21世紀に残したい香川-四国新聞-
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