四国新聞社

昔話の名場面再現「仁尾八朔人形まつり」開幕

2006/09/22 19:00

歴史上の名場面などを再現したジオラマに見入る子どもたち=三豊市仁尾町

 歴史上の武将や昔話の名場面を人形とジオラマで再現する「仁尾八朔人形まつり」(仁尾町商工会主催)が二十二日、香川県三豊市仁尾町一帯で開幕した。市内外から家族連れなどが大勢訪れ、風情漂う町並みを散策しながら、町内のあちこちに展示された名場面を満喫した。二十四日まで。

 同町では、三月三日が仁尾城主の命日になるため、八朔の日(旧暦八月一日)に男子の節句と女子のひな祭りを一緒に祝っている。まつりは、子どもの健やかな成長を願って店舗や自宅内にジオラマを飾り、訪れた人に楽しんでもらうイベントで、戦後一時途絶えていたものを町商工会が主体となって復活させた。

 九回目となる今回は、町内の寺や商店、民家の車庫など市仁尾町文化会館周辺二十四カ所で展示。「義経の八艘跳び」「巌流島の決闘」など歴史上の名シーンや、桃太郎といった昔話のハイライト、ひな人形などが通りを鮮やかに彩っている。

 訪れた人々は、各展示場を目指し、古い家屋などが立ち並ぶ細い路地を地図を頼りに徒歩で巡った。展示場では、細部にまでこだわって作られた人形に感心したり、記念写真をパチリ。地元の人々から作品の説明を受け、交流していた。